膝や股関節に関わる症状

変形性股関節症

変形性股関節症

変形性股関節症とは読んで字の如く股関節が加齢や筋力低下などの原因で変形してしまう事により腰から足にかけて様々な症状、可動域制限がかかる状態のものを指します。
・「靴下を履く時に股関節が動かしにくい」
・「股関節の詰まりが気になる」
・「歩く時の着地時に股関節に痛みが出る」
こういった症状がある方は変形性股関節症の可能性があります。

股関節は、寛骨臼という窪んだ受け皿に大腿骨頭という先端が丸くなっている骨がはまってできています。
その構造により上下左右など可動域がその他の関節と比較しても大きくなっています。動きによって股関節には負荷がかかりますが、正常な状態の股関節ではクッションの役割を担っている軟骨がある為大きな問題には繋がりません。

ですが昨今の日本は高齢化社会となったため、加齢と共に軟骨が擦れて骨が変形して辛い思いをされる方が増えています。

患者さんの多くを占めるのは中高年の女性と言われています。その他にも幼少期に股関節の病気を発病しその後遺症がある方や、股関節の発育障害がある方も変形性股関節症になりやすいといわれています。
しかし上記以外にも
・体重の増加
・筋力の低下
・姿勢の悪さ
などの生活習慣にも原因があると考えられ、その要因があると股関節に通常よりも大きな負荷がかかり軟骨が減りやすくなると考えられます。

PAGE TOP